HAL東京「CG・デザイン・アニメ4年制学科」の口コミ評判を徹底解説!
新宿の象徴的建物である「コクーンタワー」が総合校舎となる「HAL東京」。テレビCMでも一度は見かけたことがあるのではないのでしょうか。
本記事では、12年連続希望就職率100%を記録しているHAL東京の「CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース 昼間部/4年制」の概要や口コミ・評判、他の学校との違いや特徴について徹底解説します。
HAL東京「CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース 昼間部/4年制」にこれから入学するか迷っている人や、詳しい情報が知りたい人はぜひ最後までご覧ください。
HAL東京「CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース 昼間部/4年制」の概要
HAL東京「CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース 昼間部/4年制」の基本情報を紹介します。
場所 | 【HAL東京】東京都新宿区西新宿1-7-3 【HAL大阪】大阪市北区梅田3-3-1 【HAL名古屋】名古屋市中村区名駅4-27-1 【HALパリ】不明 |
卒業までの期間 | 4年制 |
授業カリキュラム | 【1年次】デジタル作画/3DCGソフト/After Effects基礎/グラフィックデザイン/Premiere Pro、デッサン・人物クロッキー/色彩・配色、レイアウト・視覚法則/WEBページ制作/ 【2年次】アニメ制作/デジタル作画/ハイブリッドアニメーション/3DCGアニメーション・制作/背景美術・色彩計画/デジタル映像編集/アニメスタジオワーク基礎 【3年次】モーションキャプチャ/ハイブリッドアニメーション制作/デジタルアニメ撮影技法/アニメスタジオワーク実践/プロジェクトマネジメント/就職作品制作/就職作品プレゼンテーション 【4年次】ケーススタディ/デジタルアニメ制作実践・広告ビジネス・マーケティング/未来創造展 |
目指せる職業 | アニメーター(作画)/背景デザイナー/撮影(コンポジター)/プロジェクトマネージャー(制作進行)/モーションデザイナー/3DCGモデラーなど |
これまでの就職実績 | カプコン/スクウェア・エニックス/京都アニメーション/オー・エル・エム・デジタル/デジタル・フロンティア/プロダクション・アイジー/オレンジ/サイバーコネクトツー/サンジゲン/ドワンゴ、ボンズ/MAPPA/A-1 Pictures/他多数 |
HAL東京は大阪・名古屋・パリにも校舎があります。就職実績もカプコンやスクウェア・エニックスなど、有名な企業ばかりです。
卒業までの期間も4年あるので、スキルやノウハウをしっかりと身につけて卒業できます。
HAL東京「CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース 昼間部/4年制」の口コミ・評判
HAL東京「CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース 昼間部/4年制」にはどのような口コミや評判があるのでしょうか。
良い口コミと悪い評判をそれぞれ調査してみました。
良い口コミ・評判
最初に良い口コミ・評判から紹介します。
HAL東京は新宿のど真ん中に位置しており、地上50階の高さの建物なので、新宿を一望できます。
また、HAL東京のCMはアニメーション仕立てでインパクトのあるフレーズが特徴的です。
CM制作には毎年多くの卒業生が関わっていることもあり、生徒のレベルの高さが伺えます。
悪い口コミ・評判
次に悪い口コミ・評判をみていきましょう。
来ない人が出来る様になる、という点ではいいと思う。できる人はこの学校に来てはいけない。なぜなら基礎しか学べないから。しかし、先生はできる人しか目を向けない。
引用:みんなの専門学校情報
授業はほとんどなく、グループワークがメインなので友人関係がうまく行かなくなった瞬間に学校に通い続けるのが難しくなる。それに対して教官は仲介や関与しないので、本人同人のトラブル解決しないといけなくなる。就職率の高さは宣伝通りなのかな、とは思う。
引用:みんなの専門学校情報
他の専門学校より高い授業料なのに、設備もだめ(自分のパソコンばかり使っていて、他の専門学校に普通借りれるペンタブなどもない)、先生も課題出して自習ばかり、ほどんとの課題は学校は課題を出せと言われて先生が無理矢理に出した課題ばかり、まったく就職にいいことと思ってません。
引用:Yahoo!知恵袋
「スキルやノウハウが既に身についている人には物足りない」、「グループワークがメインなので、人間関係を構築するのが面倒くさい」など、授業カリキュラムに不満を感じるという口コミが見受けられました。
また、HAL東京「CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース 昼間部/4年制」は他の学校よりも学費が高いのにも関わらず、パソコンやペンタブなどを借りることができません。
授業内容も講師が課題を出すだけで自習の割合が高いとのことでした。
HAL東京には非常に多くの生徒が在籍しているので、生徒の人数に対して設備が不足していると感じる学生も多いみたいです。
HAL東京「CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース 昼間部/4年制」の気になる点・注意点
HAL東京「CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース 昼間部/4年制」の気になる点や注意点は以下の5つです。
- 学費が高い
- 設備が不十分
- 卒業までの期間が長い
- 憧れの職業に必ず就けるわけではない
- 経験者には物足りない
1つずつ解説します。
学費が高い
HAL東京は他の学校に比べて学費が高い傾向にあります。
1年目は入学金30万円と学費138万3,000円です。2年目以降になると前年度の学費に5〜9万円加えた金額となり、4年間通うので、500万円以上が必要になります。
他の学校と比較してもかなりの高額です。学費が払えず入学を諦める学生も少なくありません。
設備が不十分
HAL東京にはさまざまな学科があり、東京校舎だけでも生徒数は2,800人。
人数が多すぎるため、エレベーターが混み合ってしまい、授業に遅刻する生徒もいます。
また、校内のパソコンが古くて授業中に何度もフリーズすることもあるので、生徒は自分のパソコンを用意しなければいけません。
卒業までの期間が長い
HAL東京「CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース 昼間部/4年制」は卒業するまで4年かかります。4年間で基礎的なノウハウやスキルは身につきますが、在学中は実務経験が積めません。
専門学校の中には、在学中からプロの現場を体験でき、実務スキルを身につけられるアミューズメントメディア総合学院のような学校も多くあります。
卒業後に実際の現場で働くときには、同じ年代の人と比べて実務スキルの差を感じることもあるでしょう。
憧れの職業に必ず就けるわけではない
HAL東京「CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース 昼間部/4年制」に限ったことではありませんが、卒業後にアニメーターやデザイナーなど憧れの職業に就けるのはごく一部です。
本校に入学したからといって誰でも憧れの職業に就けるわけではないので注意しましょう。
経験者には物足りない
HAL東京「CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース 昼間部/4年制」は、初心者や未経験者が一からスキルアップできるための授業カリキュラムとなっています。
そのため、既にスキルがある状態で入学する場合には物足りなさを感じるかもしれません。
HAL東京「CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース 昼間部/4年制」の良い点・おすすめの点
HAL東京「CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース 昼間部/4年制」の良い点やおすすめの点は以下の5つです。
- 完全就職保証制度がある
- パリ校への留学システムがある
- 学生のレベルが高い
- 実績ある講師が多数在籍している
- 卒業してからのサポートも充実している
順番に見ていきましょう。
完全就職保証制度がある
HAL東京では、12年連続希望者就職率100%を達成しています。
万が一、就職できなかった場合には就職が決定するまでの必要学費を2年間負担してもらえる「完全就職保証制度」もあるので、非常に安心です。
パリ校への留学システムがある
HAL東京では、ルーヴル美術館のある芸術の都・パリへの留学も可能です。
現地では、さらにクオリティの高い授業を受講できます。
海外の企業でインターンシップも経験できるので、将来的に世界で活躍したい人におすすめです。
学生のレベルが高い
HAL東京「CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース 昼間部/4年制」では、数多くのコンテストに作品を毎年出展しています。
特にアジアNO.1を決める「ASIAGRAPH2021」においては、2年連続で学生作品が最優秀賞を受賞。学生のレベルの高さが伺えます。
実績ある講師が多数在籍している
HAL東京「CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース 昼間部/4年制」には、「進撃の巨人」の制作に携わった石川 光久さんや「デジモンセイバーズ」のCGディレクター経験のある野口 光一さんなど、実績ある講師が多数在籍しています。
スキルやノウハウはもちろん、業界で働いていた頃の貴重な話も聞くことができるので、将来へのモチベーションが高まるでしょう。
卒業してからのサポートも充実している
卒業してからのサポートも充実しているのがHAL東京のメリットです。
HAL東京には「生涯バックアップシステム」があり、就職してから転職や再就職を検討している場合、いつでも就職相談ができます。図書館や実習室・ホールなどの利用も可能です。
HAL東京「CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース 昼間部/4年制」を他の学校と比較!
HAL東京「CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース 昼間部/4年制」と他の学校との卒業期間や学費・特徴などをまとめてみました。
HAL東京「CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース 昼間部/4年制」 | 代々木アニメーション学院 「イラスト科」 | アミューズメントメディア総合学院「キャラクターデザイン学科」 | 東京アニメーションカレッジ専門学校「CGアニメーションコース」 | |
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卒業までの期間 | 4年 | 2年 | 2年 | 2年 |
学費 | 約580〜600万円 | 約250〜280万円 ※詳細は資料請求で確認可能 | 309万5,000円 ※学費サポートあり | 約263万円 |
特徴 | ・完全就職保証制度がある ・パリ校への留学システムがある ・学生のレベルが高い ・実績ある講師が多数在籍している ・卒業してからのサポートも充実している | ・プロのイラストレーターが指導してくれる ・活躍している卒業生が多い ・初心者でも1年でプロの技術を習得可能 ・全国に10校舎あり、同一の授業が受けられる | ・在学中からプロの現場を経験できる ・生徒のレベル高い ・活躍している卒業生が多い ・目指せる職業が豊富にある ・就職実績が高い | ・卒業生の多くが人気アニメに携わっている ・2年で現場でも通用するスキルが習得可能 ・企業ごとに必要なポートフォリオの作成や模擬面接など、充実した就職活動サポート |
目指せる職業 | アニメーター(作画)/背景デザイナー/撮影(コンポジター)/プロジェクトマネージャー(制作進行)/モーションデザイナー/3DCGモデラー ・・・など | イラストレーター/キャラクターデザイナー/ゲームグラフィッカー/CGデザイナー/アートディレクター・・・など | イラストレーター / キャラクターデザイナー / 2DCGデザイナー / ソーシャルゲーム・モバイルコンテンツデザイナー / グッズデザイナー / マンガ家 ・・・など | デジタルアニメーター/3DCGアニメーター/モーションデザイナー/CGデザイナー・・・など |
主な就職先 | カプコン/スクウェア・エニックス/京都アニメーション/オー・エル・エム・デジタル/デジタル・フロンティア/プロダクション・アイジー/オレンジ/サイバーコネクトツー/サンジゲン/ドワンゴ、ボンズ/MAPPA/A-1 Pictures他多数 | アイディアファクトリー ㈱/あかべぇそふとつぅ/アトリエ デザイン Coo/イグジス ㈱/EDEN’S/NOTES/NHN PlayArt ㈱/ ㈱天沼矛 /㈱アンビション/ ㈱花梨エンターテイメント/ ㈱ガンバリオン/ ㈱Q−MAX/ 他多数 | ㈱セガ / ㈱講談社 / ㈱コロプラ / ㈱サイゲームス / ㈱コナミデジタルエンタテインメント / ㈱ミクシィ / アイデアファクトリー㈱ / ㈱キャラアニ / ㈱クリーク・アンド・リバー社 / 他多数 | ㈱旭プロダクション/㈱葦プロダクション/ (有)Wish/㈱ウィットスタジオ/㈱A-1 Pictures/㈱オー・エル・エム/(有)オレンジ/㈱ORENDA/㈱ガイナックス他多数 |
HAL東京「CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース 昼間部/4年制」は、就職活動や卒業後のサポートなどが充実しています。
ただし、代々木アニメーション学院 「イラスト科」やアミューズメントメディア総合学院「キャラクターデザイン学科」などと比べて、学費が高かったり卒業するまでの期間が長かったりするなどのデメリットもあるので注意しましょう。
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HAL東京「CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース 昼間部/4年制」はどんな人におすすめ?
HAL東京「CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース 昼間部/4年制」はどんな人におすすめなのでしょうか。
おすすめしない人とおすすめする人、それぞれ紹介します。
おすすめしない人
以下の項目に当てはまる人はHAL東京「CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース 昼間部/4年制」への入学をおすすめしません。
- 短期間でスキルアップして現場で活躍したい人
- 就職するよりフリーランスで活躍したい人
- 機材や設備が整った環境で勉強したい人
- 学費を抑えてスキルを身につけたい人
HAL東京「CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース 昼間部/4年制」は、卒業するまで4年学習します。
時間をかけて着実にスキルアップしていくので、スキルやノウハウの習得にスピードを求めている人にはおすすめしません。
また、機材や設備が不十分なことが多く、他の学校に比べて学費も高いです。
少しでも学費を抑えて整った環境で学習したいのであれば、別の学校を検討しましょう。
おすすめする人
HAL東京「CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース 昼間部/4年制」への入学がおすすめな人は以下の通りです。
- 時間をかけて着実にスキルアップしたい人
- 卒業後は就職したいと考えている人
- 国内のみならず海外でも活躍したい人
- 卒業してからもサポートを受けたい人
HAL東京はパリにも校舎があり、留学できます。
芸術の国と言われるパリで海外企業へのインターンシップも経験できるので、海外で活躍したい人には向いているでしょう。
また、卒業してからも転職相談や校内の施設が利用できます。
卒業後のサポートも望むのであれば、HAL東京「CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース 昼間部/4年制」への入学がおすすめです。
よくある質問
HAL東京に寄せられるよくある質問をいくつか紹介します。
授業についていけるか心配です
HAL東京では、初心者の方が一からステップアップできるような授業カリキュラムを組んでいます。
新入生のほとんどが未経験からのスタートなので、心配ありません。
在学中にアルバイトはできますか?
在学中のアルバイトは可能です。
HAL東京ではコンピューター関連のアルバイトを提供しています。
社会人として働きながら通うことはできますか?
生徒の中には社会人として働きながら本校へ通っている人も多く、夜間部もあります。
まとめ
本記事ではHAL東京「CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース 昼間部/4年制」について紹介しました。
本校は実績ある講師が多数在籍しており、完全就職保証制度もあるので安心できる学校です。
その一方、在籍期間は4年と長く、学費が高い・設備が不十分・基礎的なスキルしか学べないなどのデメリットもあります。
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