読みもの
アバター
tanomuno-henshubu

日本工学院「マンガ・アニメーション科」の口コミ評判・おすすめポイントを解説!

日本工学院「マンガ・アニメーション科」の口コミ評判・おすすめポイントを解説!

34学科103の専門コースを設置する総合専門学校「日本工学院」。

職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成できることから、文部科学省より「職業実践専門課程」の認定を受けている学校としても有名です。

そんな日本工学院の中でも人気が高い「マンガ・アニメーション科」の口コミや評判・おすすめポイントについて紹介していきます。

  • これから入学しようか検討している
  • 日本工学院の詳細な情報が知りたい

上記に当てはまる人はぜひ最後までご覧ください。

日本工学院「マンガ・アニメーション科」の概要

概要

日本工学院「マンガ・アニメーション科」の基本情報を紹介します。

場所 【蒲田キャンパス】東京都大田区西蒲田5-23-22
 【八王子キャンパス】東京都八王子市片倉町1404-1
卒業までの期間2年制・4年制
授業カリキュラム ■ 2年制  
【1年次】分野別基礎/専門力の育
【2年次】専門力の育成
■4年制    
【1年次】総合的な基礎力の育成
【2年次】分野別基礎/専門力の
【3年次】専門力の育成
 【4年次】習得技術の実践・研究・発表
目指せる職業イキャラクターデザイナー/ゲームグラフィッカー/イラストレーター/マンガ家/マンガ家アシスタント/アニメーター(原画・動画)/アニメ監督/作画監督/背景美術/撮影・コンポジット/アニメ制作進行…など
これまでの就職実績アクワイア /旭プロダクション /アソビモ /アテネアートスタジオ /イマジカデジタルスケープ /Wish/ウィットスタジオ/ウインズ/エイケン/A-1 Pictures /オー・エル・エム /KADOKAWA /カプコン /草薙 /CLAP/グラニ /グラフィニカ /グリー /グレフ /コナミデジタルエンタテインメント /コロプラ GONZO /Cygames /サンジゲン /サンライズ 、ジェー・シー・スタッフ /ジーベック /他多数

日本工学院「マンガ・アニメーション科」は以下の3つのコースに分かれており、それぞれのジャンルに特化して専門的なスキルや知識が身につきます。

  • キャラクターデザインコース
  • マンガコース
  • アニメーションコース

また、2年制コースと4年制コースがあるので、自分の実力に合ったコースを選べます。

日本工学院「マンガ・アニメーション科」の口コミ・評判

口コミ・評判

日本工学院「マンガ・アニメーション科」の口コミや評判を調査してみました。

良い口コミ・評判

まず始めに、良い口コミや評判から紹介します。

基礎知識がなくても1から教えてくれるので、意欲がある人にはとても為になると思います。

東京ゲームショウ等の有名イベントにも在学時に出られるので、いい経験になると思います。

引用:みんなの専門学校情報

「入学してよかった」、「かまた祭がとても楽しかった」などという声が多く見受けられました。

日本工学院では、「かまた祭」や「紅華祭」など、キャンパスごとに文化祭が開催されるので、学生だけではなく一般の参加者からも好評です。

悪い口コミ・評判

悪い口コミと評判も見ていきましょう。

この学校に行くなら他の学校に行った方がいいと思います。

この学科は人数が少ないので友達関係はとても良いと思いましたが、先生の指導に疑問を持つことが多々ありました。(もちろん本当に生徒のことをよく考えてくださる先生もいましたが)

引用:みんなの専門学校情報

正直、この学科に二年という時間と学費を払ってまで学ぶ価値はないかと思いました。授業も寝てる人もいましたし、入学前にしていた想像とだいぶ違いました。

引用:みんなの専門学校情報

施設も整っていて実際の現場での仕事や経験ができることは素晴らしいと思う。

しかし、連絡事項の伝達やカリキュラムの組み方などがしっかり出来ていないと感じる。学生生活に支障を及ぼすことが多々あるため、どんなに設備が良くても運営側が不安定では困る。

引用:みんなの専門学校情報

「キャンパスに行くまでの道のりが大変」、「講師や授業カリキュラムについて不満がある」という口コミがいくつか見受けられました。

特に八王子キャンパスは通学するまでスクールバスを利用しなければいけないので、アクセスが非常に悪いと感じる人も少なくありません。

日本工学院「マンガ・アニメーション科」の気になる点・注意点

デメリット

日本工学院「マンガ・アニメーション科」の気になる点や注意点は以下の5つです。

  • 立地が悪い
  • クラブやサークルが少ない
  • 学費が高い
  • インターンシップがない
  • 専門分野しか学べない

1つずつ紹介します。

立地が悪い

日本工学院「マンガ・アニメーション科」は蒲田・八王子の2つのキャンパスで学ぶことができます。

蒲田キャンパスは蒲田駅より徒歩2分の距離にありますが、八王子キャンパスはスクールバスを利用しなければいけません。

また、八王子キャンパスは坂が多いので、学校に到着した段階で疲れてしまう人もいます。

スクールバスの運行本数にも限りがあるので、不便だと感じる人も少なくないのです。

クラブやサークルが少ない

日本工学院ではクラブやサークル活動も盛んに行われており、数多くの実績も残しています。

しかし、クラブやサークルの種類が少ないので参加したくても参加できないという学生が多い状況です。

学費が高い

日本工学院「マンガ・アニメーション科」では2年制と4年制があり、それぞれの学費は以下の通りです。

  • 2年制:264万5,690円
  • 4年制:508万9,200円

4年制は卒業するまでの期間が長いので学費が高くなるのも当然ですが、合計で500万円以上かかります。

インターンシップが少ない

日本工学院「マンガ・アニメーション科」では、カリキュラムの一環としてインターンシップを実施していますが、他の学校と比較して実施例が少ないです。

そのため、就職してから同年代の人と実務経験の差を感じることもあるでしょう。

在学中にプロの現場を体験したいのであれば、アミューズメントメディア総合学院のような実践型の専門学校がおすすめです。

専門分野しか学べない

日本工学院「マンガ・アニメーション科」は、キャラクターデザインコース・マンガコース・アニメーションコースの3つに分かれています。

在学中は1つの専門分野しか学ぶことができないので、マンガやアニメーションについて満遍なく学習したい人にはおすすめできません。

日本工学院「マンガ・アニメーション科」の良い点・おすすめの点

メリット

日本工学院「マンガ・アニメーション科」の良い点やおすすめの点は以下の5つです。

  • 資格取得に強い
  • 2年制から4年制への編入制度がある
  • さまざまなイベントがある
  • 制作した作品がYouTubeで発信される
  • プロ同様の制作環境が整備されている

順番に解説します。

資格取得に強い

日本工学院では資格試験に向けた対策講座の開催や受験書の作成から受験料の納付・出願手続きまで一括で代行してくれる「資格支援センター」を設置しているため、資格取得に強い学校としても有名です。

効率的に自分が目指す資格の取得ができます。

2年制から4年制への編入制度がある

日本工学院「マンガ・アニメーション科」では、2年制から4年制への編入制度があります。4年制へ編入することで、これまで以上のスキルアップが目指せたり「高度専門士」の称号が与えられたりします。

在学中に「現状のスキルをもっと向上させたい」、「自分の目標としている企業で働きたい」などの目標が芽生えた場合、編入制度の利用が可能です。

さまざまなイベントがある

日本工学院では、学園祭や体育祭など学科の垣根を超えてさまざまなイベントが開催されます。

また、「マンガ・アニメーション科」では東京ビッグサイトで開催される世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2022」にて作品を出展できるので、自分の作品を多くの人に見てもらえる貴重な機会も得ることができます。

制作した作品がYouTubeで発信される

日本工学院「マンガ・アニメーション科」は、生徒作品をYouTubeで発信しています。

自身が制作した作品が学院のYouTubeを通して世に発信されるので、多くの人に見てもらえる可能性があります。

プロ同様の制作環境が整備されている

「マンガ・アニメーション科」は、ペンタブレットやデジタル制作ツール・ソフトなどが整備されており、プロ同様の環境で制作に携われます。

日本工学院「マンガ・アニメーション科」を他の学校と比較!

比較

日本工学院「マンガ・アニメーション科」と他の学校を比較してみました。

日本工学院「マンガ・アニメーション科」 代々木アニメーション学院 「イラスト科」 アミューズメントメディア総合学院「キャラクターデザイン学科」 日本アニメ・漫画専門学校「アニメーター科」
卒業までの期間2年・4年2年2年2年
学費2年制:264万5,690円

4年制:508万9,200円
約250〜280万円
※詳細は資料請求で確認可能
309万5,000円
※学費サポートあり
224万円
特徴・資格取得に強い
・3つのコースに分かれている
・2年制から4年制への編入制度がある
・さまざまなイベントがある
・制作した作品をYouTubeで発信できる
・プロのイラストレーターが指導してくれる
・活躍している卒業生が多い
・初心者でも1年でプロの技術を習得可能
・全国に10校舎あり、同一の授業が受けられる
・在学中からプロの現場を経験できる ・生徒のレベル高い
・活躍している卒業生が多い
・目指せる職業が豊富にある
・就職実績が高い
・アニメプロダクションと完全連動しているので、さまざまなアニメーターや現場で働くスタッフに会える ・アニメプロダクションへの就職率100%
・現役アニメーターからの直接指導
目指せる職業キャラクターデザイナー/ゲームグラフィッカー/イラストレーター/マンガ家/アニメーター/アニメ監督・・・などイラストレーター/キャラクターデザイナー/ゲームグラフィッカー/CGデザイナー/アートディレクター・・・など
イラストレーター / キャラクターデザイナー / 2DCGデザイナー / ソーシャルゲーム・モバイルコンテンツデザイナー / グッズデザイナー / マンガ家 ・・・などアニメーター/ 仕上げ/背景 /撮影/制作進行・・・など
主な就職先アクワイア /旭プロダクション /アソビモ /アテネアートスタジオ /イマジカデジタルスケープ /Wish/ウィットスタジオ/ウインズ/エイケン/A-1 Pictures/ 他多数アイディアファクトリー ㈱/あかべぇそふとつぅ/アトリエ デザイン Coo/イグジス ㈱/EDEN’S/NOTES/NHN PlayArt  ㈱/ ㈱天沼矛 /㈱アンビション/ ㈱花梨エンターテイメント/ ㈱ガンバリオン/ ㈱Q−MAX/ 他多数㈱セガ / ㈱講談社 / ㈱コロプラ / ㈱サイゲームス / ㈱コナミデジタルエンタテインメント / ㈱ミクシィ / アイデアファクトリー㈱ / ㈱キャラアニ / ㈱クリーク・アンド・リバー社 / 他多数(株)プロダクション・アイジー/東映アニメーション(株)/(株)Acca effe /(株)C2C /(株)WHITE FOX /(株)ガイナックス /(株)ディ  他多数

日本工学院「マンガ・アニメーション科」は2年制と4年制の2つから選ぶことができるので、自分の実力に応じた学校生活が送れます。

しかし、他の学校と比べて活躍している卒業生が少なかったり、在学中にプロの現場を経験できなかったりするなどのデメリットもあるので気をつけましょう。

>>【現役漫画家が選んだ】おすすめのイラスト専門学校ランキングを見る

日本工学院「マンガ・アニメーション科」はどんな人におすすめ?

おすすめの人

日本工学院「マンガ・アニメーション科」ははどんな人におすすめなのでしょうか。

おすすめしない人とおすすめする人、それぞれ紹介します。

おすすめしない人

以下の項目に当てはまる人は日本工学院「マンガ・アニメーション科」への入学をおすすめしません。

  • イラスト・マンガ・アニメ等の勉強を総合的に取り組みたい人
  • 在学中から仕事を経験し、実践的にスキルを身につけたい人
  • 実績のある学校に入学したい人

日本工学院「マンガ・アニメーション科」はキャラクターデザインコース・マンガコース・アニメーションコースの3つに分かれているので、1つのジャンルに特化して学ぶことしかできません。

また、実践的にスキルを身につける環境が他よりも少なく、活躍している卒業生も少ないのが現状です。実績のある学校でスキルを身につけたいのであれば、他の学校を検討しましょう。

おすすめする人

一方、日本工学院「マンガ・アニメーション科」への入学がおすすめな人は以下の通りです。

  • 1ジャンルのみのスキルを身につけたい人
  • 自分の実力に合わせて学習したい人
  • 時間をかけてしっかり学びたい人

日本工学院「マンガ・アニメーション科」は、専門のジャンルに特化して最大4年まで学習できます。

2年制から4年制への編入制度もあるので、時間をかけてしっかり学びたい人にはおすすめです。

よくある質問

日本工学院に寄せられるよくある質問をいくつか紹介します。

どのような入学方法がありますか?

日本工学院には、4つの入学方法があります。

  • 総合型選抜(AO入学)
  • 学校推薦型選抜(推薦入学)
  • 学校推薦型選抜(特待生入学)
  • 一般選抜(一般入学)

卒業した後に他の学科に再入学することはできますか?

可能です。再入学する場合には、入学金が免除されて学費も減免する「再入学優遇制度」を利用できます。

学費を支払うためのサポートなどはありますか?

日本工学院にはさまざまな学費支援制度があります。

  • 新聞奨学金制度
  • 日本学生支援機構奨学金制度
  • 東京育英資金制度 など

まとめ

本記事では日本工学院「マンガ・アニメーション科」について紹介しました。

本校は資格取得に強かったり2年制から4年制への編入制度があったりなど、自分に合わせた学校生活を送ることができます。

しかし、実践的な環境が少なく学費が高いなどのデメリットもあるので注意が必要です。

他の学校と比較したいのであれば、以下の記事がおすすめです。

現役漫画家が、おすすめの専門学校やオンライン講座を6つ厳選して紹介しています。自分に合った学校で、目標とする職業を目指しましょう。