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イラストレーターのやりがいって何?現役イラストレーターが語り尽くします

イラストレーターのやりがいって何?現役イラストレーターが語り尽くします

こんにちは!イラストエッセイ漫画として活動しているまるり先生です。

私はイラストレーターを初めて1年ほどになります。その間、さまざまな苦労がありました。しかし、それらの苦労を何とか乗り越え、今ではイラストレーターの仕事にやりがいを持って取り組めています。

しかし、まだイラストレーターへの道半ばの方は、以下のように感じる方もいるのではないでしょうか。

イラストレーターをしていて本当に幸せなの?

イラストレーターの仕事は本当にやりがいがあるの?

イラストレーターの仕事で生活できるの?

このような気持ちになるのは自然なことだと思います。

実は私自身も、大好きなイラストを仕事にしようと思っていた時期は「本当にイラストレーターの仕事を楽しめるのか?」と不安に思うこともありました。

しかし、イラストレーターを続けていると、その不安よりもやりがいが勝る時があり、「イラストレーターをしていてよかったなぁ」と心から感じます。

今からイラストレーターを目指すあなたにも、その喜びを知ってもらいたい

そこで今回は、イラストレーターの仕事のやりがいや苦労、安定して稼ぐ方法など、主にフリーランスのイラストレーターを目指す方に向けて、まるり先生オリジナルの方法を伝授します。

私の感じるイラストレーターのやりがい

私の感じるイラストレーターのやりがい

まず初めに、現役のイラストエッセイ漫画家として活動している私まるり先生が、どんな時にやりがいを感じるのかをご紹介します。

0から何かを作り出せる喜びがあること

イラストレーターをやっていて一番「面白いなぁ」と感じるのは、何もないところから何かを生み出せることです。

もちろんクライアントの要望やテーマなどは決まっていますが、イラスト自体はイラストレーターが0から作り出します。生み出したイラストたちはイラストレーターにとって、子どものように愛おしい存在になります。

そんなやりがいを、イラストレーターを目指すあなたにも感じてもらいたいです。

仲間と一緒に切磋琢磨できること

私はフリーランスのイラストレーターとして活動しているので、基本的には1人の戦いです。とはいえフリーランスの仲間やSNS上で繋がった仲間と励まし合い、切磋琢磨できることもあり、それがとても楽しいです。

逆を言えば、そのような仲間がいないと苦しい時期を乗り越えられない場合があります。そうならないためにも、コミュニケーションが苦手でも仲間を探しておく必要があるかもしれません。

例えば、イラストスクールに通えば、身近な仲間が増えると思います。オンライン講座を通じて仲間ができることもあります。

イラストへの反応がもらえること

イラストを描き続けていると、少しずつファンが増えていき、「かわいい!」「応援してます!」という前向きな言葉をかけてもらえます。

また、仕事を頼んでくれるクライアントさんからも「ありがとう」「温かい気持ちになりました」と前向きなフィードバックがもらえることもあります。

イラストを描くのはとても大きな労力が必要ですが、だからこそ前向きなフィードバックがもらえると、とてもやりがいを感じるのです!

作品になった時の満足感

自分やクライアントさんが思い描いていたものが形になった時は、大きな満足感があります。

そして出来上がった作品が第三者の目に触れ、前向きな反応をしてもらえるとても嬉しいです。

イラストを形にする過程では、思い通りにいかなかったり修正が多かったりと悶々とする場面もありますが、それを超えて満足のいく作品を作り出せたとき、大きな達成感があります。

その満足感は、言葉では表せないほど大きなものです。

好きな時間に活動できること ※フリーランスに限る

フリーランスのイラストレーターは、好きな時間に活動できることも「やりがい」に繋がります。時間に縛られず、自分の満足いくまでイラストを描けるのです。

また、自分で仕事の量を調整できるので、家庭と仕事の両立もできます。

何よりも好きなことを仕事にできること

イラストレーターの仕事のやりがいは、やはり何より「好き」を仕事にできることです!好きなことを仕事にできる人はそんなに多くないですが、フリーランスのイラストレーターは初心者からでも目指せます

もちろん、一定の収入を得るまでに時間がかかりますが、それでも「好き」を仕事にできるのはとても幸せです。

人によっては「好きなことを仕事にした」ことで辛くなったという方もいるので、まずはやってみて確かめるのが良いかもしれませんね。

初心者からイラストレーターを目指している方は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。

イラストレーターの苦労

イラストレーターの苦労

イラストレーターはとてもやりがいのある仕事ですが、苦労もたくさんあります。しかし、事前に知っていれば心構えができますよね!以下で説明するので、チェックしておきましょう。

急に仕事がなくなることがある

「フリーランスのイラストレーターは、収入が安定していない」というのは事実です。

また、イラストレーターの仕事は単発のことも多く、なかなか継続してお仕事をもらえません。たとえ仕事が継続になっても、クライアントの要望に答えられないと途中で契約が終わってしまうなど、リスクが多くあります。

そのため、仕事を探す時には、継続性のあるもの・複数のクライアントと契約することを徹底する必要があります。そうすれば、ある程度安定した収入を得られます。

純粋に楽しめなくなる場合がある

先ほども触れましたが、仕事にするとイラストを描くことが苦痛になってしまう場合があります。

描き続けていれば慣れてきますが、イラストへのこだわりが強ければ強いほど、自分の思い通りにイラストが描けないことにフラストレーションを抱えます。

楽しんで仕事をするためには、描きたいジャンルに近い仕事を受けましょう。

また、友人のイラストレーターは「上には上がいる世界だから、自分のイラストに自信がなくなった」と落ち込んでいることがありました。

しかし、イラストは一つひとつ価値のあるもので、比べるものではないと思います。劣等感を覚える必要はありません。

常に成長を求められる

イラストレーターの世界では、常に成長を求められます。

もちろん、イラストは比べるものではありませんが、同じジャンル内ではうまければうまいほど仕事が取りやすいのも事実です。

常に成長し続けたい!」という方には向いてる職業だと言えますね。

イラスト以外のスキルを求められる

フリーランスのイラストレーターをしていると、マネジメントを全て自分でやらなければなりません。そのため、ブランディング・営業のスキルなども必要になってきます。

つまり、常に新しい情報を取り入れる必要があるということです。

また、フリーランスでイラストレーターをしている人の中には、イラストだけではなくデザイナーやライターなどと兼業している方も沢山います。デザイナーやライターのスキルもあげていく必要が出てくるのです。

イラストレーターとして安定して稼ぎたいなら

イラストレーターとして安定して稼ぎたいなら

次に、フリーランスのイラストレーターとして安定して稼ぐ方法をお伝えします。このポイントを押さえておけばイラストレーターになっても安心です。

営業力を磨き上げる

イラストレーターにはイラスト以外のスキルも求められると言いましたが、その中でも一番肝になってくるのが営業力です。

フリーランスのイラストレーターは主に、クラウドソーシングというサイトや友人から仕事をもらうことがほとんどですが、ここで「営業力」が必要になります。

実際にフリーランスのイラストレーターとして成功している友人は、連絡がマメであったり、世話好きであったりと、自然と周りに人がよってくる人が多いです。必ずそうならなくても良いですが、成功している人のスキルを盗んでみるのも良いかもしれませんね。

イラストのスキルを上げる

イラストのスキルを上げる方法は、大きく「独学」と「学校」の2つに分けられます。

独学では、イラスト学習本を読んだりオンライン講座を受講したりし、得た知識をもとにイラストを描き、それを見直し…と自身でPDCAを回していくことになります。イラストレーターからフィードバックをもらえるオンライン講座もあるので、それを活用するのもおすすめです。

一方イラストの学校では、イラストレーターになるための基礎から応用、そして実践まで2年間みっちりと学びます。イラスト以外に必要なスキルも学べるので、在学中にイラストレーターとしてデビューできる人も多いです。

独学と比べて費用はかさみますが、在学中にデビューできれば学費もまかなうことができて安心です。

私的には、独学派は「オンライン講座」、それ以外の方は「学校」を活用するのが手っ取り早いと思います。

おすすめのオンライン講座や学校はこちらの記事で厳選しているので、独学派の方もそうでない方も、スキルを上げたい方はぜひ参考にしてください。

イラストレーターとしてのやりがいを手に入れよう!

イラストレーターとしてのやりがいを手に入れよう!

今回はイラストレーターを目指す方に向けて、仕事のやりがいや苦労、そして安定して稼ぐ方法をお伝えしました。

イラストレーターとして働いていると、周りからの前向きな意見もあれば、後ろ向きな意見もあり「本当にイラストレーターとしてやっていけるのだろうか…」と迷うこともあるでしょう。

しかし、今回ご紹介したやりがいがあれば、不安な気持ちも乗り越えていけるはずです!

また、イラストレーターを本気で目指すのであれば、これから自分がこれからどんな壁に当たるのかを事前に知っておく必要があります。それを知っていれば心の余裕も違いますし、事前に対処できることがあるからです。

今回ご紹介した内容を参考に、心構えをしておきましょう!

小さい一歩を少しずつ踏み出していけば、いつか、イラストレーターとしての大きなやりがいや深い味わいを感じられます。

ぜひ一緒に、そのやりがいを手に入れましょう!

書いた人

maruri
まるり先生

保育系ぬくぬくマルチクリエイターとして活動中です。
イラスト・写真撮影・ライティングを主に仕事としています。
「作品を見てくれた人をぬくぬくでつつみたい」をモットーに、ほっこり可愛らしい作品を作り出していきます。