イラストレーターの副業の始め方!実際に稼げた方法を大公開!
こんにちは!イラストエッセイ漫画家のまるり先生です。
「趣味で描いているイラストを副業にしたいけど、稼げるかな?」
「そもそもどうやって副業を始めたらいいんだろう」
こう考えている方は多いと思います。
結論から言うと、仕事を獲得する方法を知れば、初心者でもイラストの副業で稼げます!イラストの案件は単価が高いものが多いので、十分に稼ぐことが可能です。
本記事では、イラストレーターとして私が実際に稼げた仕事の獲得方法などをご紹介します。ぜひ最後まで読んで、大好きなイラストを仕事にしましょう!
実際に稼げた!イラストレーターの副業の始め方
イラストレーターの副業の始め方は人によって様々ですが、仕事を探している人と依頼したい人を繋ぐ「クラウドソーシングサービス」を活用するのがおすすめです。すぐに仕事獲得に繋がります。実際に私がイラストレーターの仕事を獲得したクラウドソーシングサイトは、以下の2つです。
- ランサーズ
- クラウドワークス
以下で詳しく紹介します。
ランサーズ
私が初めてイラストの仕事をもらった「ランサーズ」。
企業からの仕事の募集が多いので、1つの契約で高単価を狙えます。
ランサーズで募集しているイラストの仕事形式はコンペが多いですが、私はプロジェクト方式を中心に探しました。
コンペ方式は募集内容に沿ったイラストを描いて応募する形式なので、選ばれないとせっかく描いたイラストが無駄になる可能性があるからです。契約してからイラストを描き始めるプロジェクト方式の方が、時間をかけずに仕事を獲得できます。
最近では、自分の描いたイラストを出品する形式の「パッケージ出品」も追加されました。パッケージ出品では、自ら作品をサイト上に出品し、クライアントからのスカウトを待ちます。
高単価な副業を探している方はランサーズで探すのがおすすめです。
クラウドワークス
国内登録者数が最も多い「クラウドワークス」。
私がクラウドワークスでもらったイラストの案件は、1年経った今でも継続して依頼を頂いています。
クライアントの反応は、ランサーズよりもクラウドワークスのほうが早い印象です。
ただ、私の場合、初めはクラウドワークスではイラスト単体の案件がなかなか獲得できませんでした。
しかし、ライティングの仕事とセットでイラストの依頼を獲得することはできました。私のように別の仕事からイラストに繋がる可能性もあるので、仕事がなかなか決まらない方は、別の仕事とセットで依頼してみるのもいいですね!
案件の単価よりもスピード感を優先したい方におすすめです。
友人・知人
クラウドソーシングサービス以外で仕事を獲得することもできます。
私の場合、「イラストレーターの仕事を始めた」と友人に報告したら仕事をもらえました。
友人から仕事をもらうことにプレッシャーを感じる方もいると思いますが、イラストレーターとして稼ぐためには、友人や知人から繋がっていく縁を大切にしていかなければなりません。
どこで何が仕事に繋がるか分からないものです。
「自分のイラストに自信がない」と思っていても、イラストレーターをしていることを積極的に周りに話していきましょう!
これもおすすめ!イラストレーターの仕事はここから手に入る!
上記でご紹介した方法以外にも、イラストの仕事を獲得する方法はたくさんあります!
イラストの仕事を獲得できる代表的なツールは、次の4つです。
- SKIMA
- タノムノ
- ココナラ
- SNS
それぞれ詳しくご紹介します。
SKIMA
SKIMAはイラスト・デザイン・キャラ販売・文章に特化した、クリエイターとクライアントを繋ぐサービスサイトです。
SKIMAでの仕事獲得方法
- 自分で作品を出品する
- クライアントのリクエストに沿って描く
- クライアントの募集に対して提案していく
この中から自分に合った方法で仕事を獲得できるので、ストレスなく利用できます。自分の好きなイラストを好きなように出品できる点が高評価です。
なお、SKIMAではイラストが売れると仲介手数料がかかりますが、その分「仕事をしたのにお金が支払われなかった」「クライアントと連絡が取れない」などのトラブル防止ができるので、初心者にも安心して利用できます。
タノムノ
タノムノは、イラストレーターとクライアントをマッチングするサービスです。他のサイトと違って、サービス内容がイラストに特化しているので「好みのイラストレーターを見つけやすい」という理由から多くのクライアントに利用されており、仕事の依頼を獲得しやすいです。
また、タノムノは利用料だけでなく、仲介手数料なども全て無料なので、お金のことは気にせずに気軽に利用できます。
さらに、クライアントがサイトに登録しなくてもイラストレーターとコンタクトを取れるので、依頼者側の敷居が低く感じられ、気軽に連絡してもらいやすいのも魅力です。
タノムノでの仕事獲得方法
- 自分で作品を出品する
- クライアントのリクエストに沿って描く
ココナラ
ココナラは、サービスやスキルを売り買いできるサービスサイトです。イラストだけに限らず、さまざまなジャンルのサービスを出品できます。
利用料は無料ですが、出品額に応じて手数料が発生します。その代わり、「ココナラ電話サービス」というココナラを仲介した電話相談が利用できる・お金のやりとりを仲介してくれるなどと、サービスが充実しているので、困ったときでも安心です。
SNS
SNSを通しての仕事獲得も可能です。特にTwitterが一番気軽にクライアントとマッチングできます。
元々の繋がりから仕事が見つかる可能性もあるので、こまめにチェックしておくのがおすすめです。
イラストレーターにおすすめ!稼げる副業5選
イラストレーターの副業は、種類や内容が多岐に渡ります。
せっかく時間をさくなら、稼げる仕事がしたいですよね。
イラストレーターにおすすめの「稼げる副業」を5つご紹介します。
- YouTubeの広告漫画
- webメディアの連載漫画や挿絵
- SNSのアイコンやバナー作成
- チラシ作成
- 書籍の挿絵
以下で仕事の内容などをお伝えします。
YouTubeの広告漫画
近年YouTubeの需要が高まっているため、広告漫画の案件は増えてきています。
ランサーズやクラウドワークスでの募集が多いので、漫画が描ける人は探して応募してみましょう!募集内容は、1枚◯円×◯枚という形が多いです。
webメディアの連載漫画や挿絵
webメディアで使われる漫画や挿絵などの仕事もおすすめです。
実際に私がしている仕事の1つで、継続的にお仕事をもらえています。
また、ライティングができれば「ライティング×挿絵」のセットで仕事がもらえて、仕事単価もアップします。
私の場合は、ライティング単体の仕事をきっかけにイラストの仕事ももらえるようになりました。「きっかけは別の仕事だったけど、結果的にイラストの仕事に繋がった!」なんて可能性も十分にあるので、イラスト以外のスキルも磨いておいて損はありません!
SNSのアイコンやバナー作成
SNSを仕事で活用する人が増えているため、SNSのアイコンやバナー作成の仕事が増えています。
この仕事は、先ほどご紹介したクラウドソーシングサービスでよく募集されています。似顔絵イラストやデザインが得意な方は、SNSのアイコンやバナー作成の仕事を探してみましょう。
チラシ作成
チラシ作成も、私が実際に関わったことのある仕事です。
イラストのスキル以外にも、文字の配置・色の使い分けなどのデザインスキルが求められます。
仕事の募集は、クラウドソーシングサービスで行われていることが多いです。私の場合は、友人・知人からの繋がりもありました。
チラシ作成は、デザインスキルがない方にとってはハイレベルですが、単価が高いので、積極的に取りに行きたい仕事です。
書籍の挿絵
書籍の挿絵のお仕事は単価が高いです。
その代わり、仕事自体の募集が少なく、ある程度知名度がないと仕事を獲得できません。
私の周辺では、有名なイラストレーターでなくても、知り合い経由でこの仕事を獲得した人もいるので、やはり人脈は大切にしていきたいですね。
これはNG!稼ぎにくいイラストレーターの副業3選
気軽にできそう!と始めてしまいがちではありますが、「時間をかけた割に全く稼げない」副業があります。それは次の3つです。
- LINEスタンプ
- イラストAC
- コンテンツ販売
それぞれの仕事内容を見ていきましょう。
LINEスタンプ
LINEスタンプは、専用のサイトにスタンプ用のイラストを登録すればすぐに販売できるため、仕事としては始めやすいです。
しかし、利益を出すのは簡単ではありません。
スタンプ単価が120円と安い上に、そこから手数料が引かれるので、ほとんど利益はでません。クリエイターの取り分は売り上げの35%なので、10個売れて手元に残る利益はおよそ420円です。
よっぽど有名なイラストレーターでない限り、LINEスタンプを収益化するのは難しいです。
イラストAC
イラストACは、無料のイラスト素材提供サイトです。
イラストレーターがサイトに登録したイラストを利用者が1ダウンロードすると、4円の収益がでます。1日10ダウンロードあったとしても、40円にしかなりません。
ダウンロード数が相当多くないと利益を出すのは難しいです。
コンテンツ販売
コンテンツ販売とは、自分のイラストやスキルなどを自分のWebサイトなどで販売することです。
知名度がない限り、自分のWebサイトを見てもらえる機会は非常に少ないです。また、Webサイトでの販売には決済ツールの導入が必要なので利益も出づらいです。
有名なイラストレーターになれば収益化もできますが、初心者が稼ぐのは相当難しいでしょう。
副業イラストレーターの収入はどれくらい?
副業としてイラストレーターをしている人の収入はどれくらいなのでしょうか。
結論から言うと、副業に取れる時間・案件の内容・それぞれのスキルによって、収入は大きく異なります。つまり、やってみなければ何も分かりません!
私自身も最初は、イラストで稼げるとは思ってもみませんでしたが、やってみたら順調に仕事が見つかり、今では安定して稼げています。
あなたも「自分のイラストで稼ぐなんて無理」と決めつけずに、まずはやってみましょう。うまくいかなかったらやめればいいだけのことです。
もしかしたら、夢見ていた世界に飛び込めるかもしれませんよ!
イラストレーターの副業には確定申告が必要?
一定の額を稼いだ場合は、副業でも確定申告が必要です!
売上から経費を引いた収入が20万円を超えていたら、必ず確定申告をしましょう。
なお、収入が20万円以下だった場合にも住民税の申告は必要になります。
また、会社員で年間収入が2000万円を超える場合は、収入が20万円以下でも確定申告が必要です。
確定申告についてより詳しくは「イラストレーターの確定申告の方法は?方法や経費について分かりやすく解説します!」の記事を参考にしてみてください。
イラストレーターの副業をするメリット!
イラストの副業にはさまざまなメリットがあります。
- 趣味を仕事にできる楽しさがある
- 在宅でもできる
- 仕事がもらえれば高収入になる
以下で詳細をお伝えします。
趣味を仕事にできる楽しさがある
イラストを副業にしたいと思っている方は、今まで趣味でイラストを描いていたのではないでしょうか。その趣味の延長線上でお金が稼げるなら、とてもラッキーですよね。
ただし、趣味が仕事になって楽しめなくなったという人もいます。イラストの副業が自分に合うかどうかは、やってみてから判断するとよいでしょう。
在宅でもできる
イラストレーターの仕事は、必要な機材さえ揃えればどこでもできます。
自分の好きな環境・時間にできるので、ストレスフリーです。
本業で疲れていても、無理なく続けられそうですね。
仕事がもらえれば高収入になる
イラストの仕事は高単価なものが多いです。
仕事が取れるようになれば、少ない案件で稼ぐことができます。
そのため、イラストの仕事は副業にぴったりです。
イラストレーターの副業を始めてみよう!
イラストレーターとして実際に私が稼いだ方法や、おすすめのツールについてお話ししました。今まで趣味で描いていたイラストが仕事になったら、嬉しいですよね!
最初はなかなか仕事が決まらなくて悩むこともあるかもしれませんが、どこで何を求められているかは分からない時代です。
あなたのイラストを待ってた!と思ってくれるクライアントと出会えるチャンスはまだまだあります。
また、当たり前の話しではありますが、副業でも本業でもイラストレーターとして働くのであれば、イラストのプロとして見られます。
「まだまだ仕事をもらえるレベルじゃない。」「もっと自信をつけたい!」という方は、イラストの専門学校やオンライン講座で力を付けるのもおすすめです。
まずは今回ご紹介した方法やツールをフル活用して、少しでも多くの場所にあなたのチャンスを散りばめてみてください。