むほほい 
BCL時代
 1970年代後、少年たちに間に爆発的に流行ったのがBCL(ブロードキャスティング・リスナー)であった。 
 平たく言うと、「放送を聴取して楽しむ趣味」である。
 遠いラジオ局の放送は受信し、そのラジオ局に「聞こえたぞ。僕のあたりでは電波の強さはこのくらいだった」と「受信報告書」を書いて送ると局から「ありがとう。お礼にベリカードをあげよう」とその局特製のはがき大のカードを貰える。
 …はっきり言ってそれだけなんだが、と友達が珍しい遠くの放送局のベリカードを手に入れると。学校ではヒーローでありすごく羨ましかった。
 そしてその少年たが誰もが欲しかったのが、高級BCLラジオだった。その最先端が「クーガ2200」であり「スカイセンサー5900」であった。
 
  
  
  
  
  
  
  
  
  
 









